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●画家名:アンソニー・キャセイ
※プロフィールは下記をご覧下さい
●作品名:ミッドナイト・イノセンス
●絵のサイズ:W48,5×H59cm
●額装サイズ:W74×H84cm
●版画の技法:イルフォクローム
●サイン:作家直筆金ペンサイン
ご購入済
額装状況
作家直筆金ペンサイン
額のアップ
アンソニー・キャセイ プロフィール
1942年 | スペイン・マドリッドで生まれる。 |
1951年 | メキシコシティーに移り住み、TV番組の子役として活躍し、人気シリーズ「レ・ミゼラブル」の初代俳優を勤める。 |
1955年 | ゴヤに感嘆し、フランス人戦士によるメキシコ政府の指導者の処刑を壁画に描き表し、全国絵画コンクールにて最優秀賞を受賞する。 |
学校卒業後はロサンゼルスのメキシコ総領事館に外交官として勤務しながら絵画の創作活動を継続する。 | |
やがて外交官からプロのオーシャンアーティストへ転向し、現在、米国で最も高く評価されているアーティストの一人である。 | |
ドイツ王室、イラン王室、バート・レイノルズ、ビッキー・カーン、トニー・ベネットなどの著名人がアンソニー・キャセイの絵画作品のコレクターとして名を連ねている。 |
★コメント
アンソニー・キャセイがイルフォクロームの版画で制作したインテリアの絵画「ミッドナイト・イノセンス」は、1993年に制作されたインテリアの絵です。
アザラシの赤ちゃんの目がたまらなく可愛く、でも何だか悲しそうにも見えるインテリアの絵画です。
このインテリアの絵画のタイトルになっている「ミッドナイト」は真夜中、「イノセンス」は天真爛漫や無邪気の意味です。
このアザラシの赤ちゃんのインテリアの絵画は、アンソニー・キャセイがアクリル絵の具で原画を描き、その原画を元にしてイルフォクロームと呼ばれる版画の技法で制作されました。
このイルフォクロームと呼ばれる技法は、スイスのシバガイギー社が開発したカラープリントの技法です。
通常の写真の現像方法は「発色現像法」と呼び、科学変化により元々色のない媒体の上に必要な部分だけ色を発色させる技法ですが、
イルフォクロームは「銀染料漂白法」と呼ばれる技法で、プリントの過程で不要なインクを抜き正確に色を残していく技法です。
通常の「発色現像法」のプリントは、化学変化した色が経年により色褪せするため美術品の色彩を保存する方法としては耐久性に問題がありました。
「銀染料漂白法」のイロフォクロームは、元々ある色彩の中で不必要な色彩のみを除く方法のため、色彩自身の耐久性は強く、経年してもその透明感や色が損なわれないため、
耐久性を要求される版画技法として近年よく使われ、博物館や美術館などの保存資料としても利用されています。
アンソニー・キャセイはマリンアートと呼ばれるジャンルでは先駆者的な画家であり、元外交官という異色の画家です。
アザラシやシロクマなど地球温暖化の影響で絶滅が危惧されている動物たちの保護を訴えるために、このインテリアの絵画を描いたのでしょう。
アザラシの赤ちゃんの目が悲しく見えるのは、きっとそのためだと思います。
アンソニー・キャセイがイルフォクロームの版画で制作したインテリアの絵画「ミッドナイト・イノセンス」はご購入済みとなりました。
アンソニー・キャセイのインテリアの絵画をご購入いただき誠にありがとうございました。